剣持麗子シリーズについて読む順番、あらすじを紹介!

まとめ

こんにちは、きなこぬこです。

今回は新川帆立先生剣持麗子シリーズについてまとめていきます!

ここの記事にはネタバレを書かないようにしますが、各作品の記事に飛ぶとネタバレがあるので未読の方はご注意ください!

剣持麗子シリーズとは?

剣持麗子シリーズってどんな話?

お金が大好きな敏腕女性弁護士・剣持麗子が主人公のリーガルミステリーシリーズです!お金に対して異常な程の執着を持っており、一見すると論理的で冷たい人間のように見える麗子ですが、その裏には彼女なりの優しさや思いやりが隠れています。剣持麗子のキャラクターのインパクトが非常に強い作品です!

1作目の「元彼の遺言状」2021年の第19回「このミステリーがすごい! 」大賞受賞作です!

ドラマ化されています!

シリーズ1作目の「元彼の遺言状」2022年4月から剣持麗子役:綾瀬はるかさんドラマ化されました!

作品紹介

1作目 「元彼の遺言状」

あらすじ

元彼の森川栄治が亡くなったことを、お金が大好きな弁護士である剣持麗子は知ることになる。付き合っていた当時は知らなかったが、栄治は森川製薬という大手製薬会社の御曹司であり、彼が持つ莫大な遺産の分配について記した奇妙な遺言状を残していた。「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」というものであり、森川製薬はこの遺言状を元に犯人選考会を開催するという。麗子は依頼人を犯人に仕立て上げ、栄治の財産から多額の成功報酬をゲットするために選考会に参加する。しかし、森川製薬も一枚岩ではなく様々な思惑が入り乱れていた。果たして、麗子は栄治の死の真相を暴き、見事依頼人こそ犯人であると認めさせることができるのか。

下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

2作目 「倒産続きの彼女」

あらすじ

祖母と共に暮らしながら弁護士として働いている美馬玉子は、 同じ事務所で働く剣持麗子や古川と共に近藤まりあという女性を調査することになる。近藤が勤めた会社は全て倒産しているという匿名の投書があり、現在勤めているゴーラム商会も倒産目前の状況下にあった。調査を始めた玉子たちだったが、偶然にもゴーラム商会の総務課長である只野の死体を発見してしまう。

下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

3作目 「剣持麗子のワンナイト推理」

あらすじ

家守の理由

元彼の遺産を巡る事件の時に出会った村山弁護士の業務を引き継いだ剣持麗子の元に、以前村山に世話になったという黒丑益也から連絡が入る。彼が父から譲り受けた家が最近貸家だったことが判明し、所有者である進藤から立ち退きを迫られていたが、その進藤が殺害され容疑者となってしまったという。徹夜で仕事をしていた麗子は嫌々ながら駆けつける。

手練手管を使う者は

以前容疑を晴らした黒丑に仕事を手伝ってもらうようになった麗子。黒丑の先輩ホストが知り合いのバーで殺害されたため、同席していた同僚の嫌疑を晴らしてほしいと頼まれる。

何を思うか胸のうち

麗子は昨年の雪辱を果たすため所属する法律事務所が主催する毎年恒例の運動会に参加するが、同僚の女性弁護士三神がドッジボールで麗子の投げたボールを捕ろうとしてアキレス腱を切ってしまう。病院に行った後他の参加者たちの宴会に加わる前に三神の上司の峯口の声をかけようとするが、峯口の死体を発見してしまう。

お月様のいることろ

中秋の名月の夜、ここ数か月よく遭遇していた新宿署の橘に呼び出されて話をしていたところに、認知症で徘徊中の老女と出会う。名前も住所も分からない彼女のカーディガンについていたメモに記されていた住所に麗子と橘は向かうが、辿り着いたアパートの一室で首つり死体を発見してしまう。

ピースのつなげかた

黒丑が事件を招いているように感じて彼の素行を疑っていた麗子は、三隣亡の呪いについて依頼受ける。隣家が家の工事をしてから周辺の家で殺人や泥棒が起こっているという。

以下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

シリーズを読む順番は?

シリーズの順番は上記でそれぞれ紹介した順番、刊行順が一番良いかと思います!

⑴「元彼の遺言状」
⑵「倒産続きの彼女」
⑶「剣持麗子のワンナイト推理」(短編集)

とはいえ、2作目の「倒産続きの彼女」は主人公が剣持麗子ではなく美馬玉子であり、麗子はちょい役としてしか登場していません。さらにこの作品だけで綺麗に完結しているため、1作目を読まなくても十分に楽しめると思います!3作目の「剣持麗子のワンナイト推理」ではタイトル通り主人公が麗子に戻っているのですが、麗子小さな法律事務所を引き継いだ過程が描かれていないものの、1作目を読んでいなくても大丈夫かと思います。

まとめ

いかがでしたか?今回は剣持麗子シリーズについてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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