美少年シリーズ3作目!屋根裏で不思議な絵を発見して推理大会開催!本当の仲間と共に見た景色について考察してみた!「屋根裏の美少年」西尾維新先生 ※ネタバレ注意

こんにちは、きなこぬこです。

今回は西尾維新先生の「屋根裏の美少年」を読んだ感想・考察についてまとめていきます。

2021年春にアニメ化されてすっかり嵌ってしまったので原作を読み進めています笑 美少年シリーズ3作目の今作の表紙は天才くんと生足くんですね!

AmazonのPrime videoならアニメが無料で全話視聴できます!(2021.7.14時点)

あらすじ

美少年探偵団が好き勝手に使い、改装に改装を重ねている美術室。ついに天井にも手を加えることになったのだが、天井に絵を描いていると突然板が外れ、屋根裏で三十三枚もの絵が見つかった。なんとその絵は名画から人物が取り除かれ、風景だけが描かれたものだった。リーダーが出した絵にまつわる宿題に取り組むうちに、以前の美術室の所有者であった永久井とわ子という問題教師に行き着くことになる。

以下はネタバレを含みます。

感想

個人的に、恋愛もののお話なんかで突然仲良くなって好きになって恋人になって……というように、特に年月をかけずにトントン進むのがあまり好きではないんですよね。同じように、仲間になったからといってすぐに他のメンバーと仲良くなるのも違和感があります。いろんな出来事を共に過ごして共有して、関係を深めていく話が好きなんですよね笑

その点、このシリーズのここまでの経過は個人的にとても好ましいものなんです!

眉美は1作目で美少年探偵団と共に事件を乗り越え、無事団員になります。ですが、前作から引き続き、彼女は未だに他の団員たちとは心理的に一定の距離を置いていて、自分がこのチームのメンバーになって本当に良いのか葛藤しています。

でも、今作ではやっと本当の仲間になれたように感じるのです。ここに辿り着くまでの眉美の思いと、他の団員の彼女を受け入れようとする動きの表現が本当に最高なんですよね……!

学はないけど美学はあるリーダーですが、眉美の敵との密会を知っていながらも、素直に真っすぐに眉美を信じる姿には心打たれました。美学が人の心を動かすことをよく理解していますよね笑 これこそが彼がリーダーたりえる所以なのでしょうね!

美少年探偵団の本当の仲間になった眉美のこれからの成長も楽しみですね!

考察

今回は眉美が美少年探偵団の本当の仲間になれたと感じた場面について話をしていきたいと思います。

創作が美術美術室の天井に描いたもの、それは星空でしたね!夢を諦めてしまってから星空を見上げなくなってしまった眉美へ向けたものでした。それだけでも眉美の立場なら嬉しいですよね!

ですが、眉美が感動して「本物の仲間」になれたと感じたのはそれだけではないのではないのです。

眉美は「同じ景色を共有できる彼らの、本当の仲間になれた気がした」と話していますね。前回の敵であった札槻と密会した眉美ですが、彼女が札槻に会ったのは謎解きを共にしてくれもらうためではなく(結果的に協力してもらいましたが笑)、自分と同じような視力を持っているのかを確認するためでした。結局その予想は外れてしまったのですが、かなり悲しんでいた彼女の様子から、眉美は自分と同じ景色を見ることができる人間を探していたのではないかと思うのです。

眉美と同じくらいに良い視力を持った人間はいませんでした。しかし、ずっと自分にしか見えない景色を見てきた眉美がずっと探してきた自分と同じ景色を見て共有できる仲間、すなわち美少年探偵団のメンバーたちのことを、彼女は心の底から本当の仲間なんだと思うことができるようになったのでしょうね!

まとめ

いかがでしたか?今回は西尾維新先生の「屋根裏の美少年」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

美少年シリーズの他の作品はこちら!

1作目 「美少年探偵団 君だけに輝く暗黒星」

2作目 「ぺてん師と空気男と美少年」

4作目 「押絵と旅する美少年」

5作目 「パノラマ島美談」

6作目 「D坂の美少年」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。