【「美少年蜥蜴【影編】」西尾維新先生(ネタバレ注意)】あらすじ・感想をまとめてみた!シリーズ堂々完結! 美少年シリーズ11作目!

ミステリー(国内)

こんにちは、きなこぬこです。

今回は西尾維新先生の「美少年蜥蜴【影編】」を読んだ感想についてまとめていきます。

今作は美少年シリーズ11作目ついに最終回ですね!

2021年春にアニメ化されており、AmazonのPrime videoならアニメが無料で全話視聴できます!(2021.7.14時点)


引用元:YouTube

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あらすじ

胎教委員会が運営する学園に溶け込んでしまった美少年探偵団の仲間たちを見つけ出すため、自らの視力の限界を省みずに行動した眉美は、ついに失明して意識を失う。目を覚ました時には仲間たちが胎教委員会の委員長と対面することを果たしていたが、議論は難航していた。さらには、無理難題を持ち掛けられてしまう。果たして、美少年探偵団は胎教委員会の企みを阻止し、無事に指輪学園の美術室へ帰ることができるのか。

以下はネタバレを含みます。

感想

前作では、眉美は視力を失ったことと引き換えに仲間を取り戻すことに成功します。しかし、彼らの敵は賢く、一筋縄ではいきません。そんな中、とても実現できないような依頼にリーダーが美しさを見出してしまい、トップダウン式の団体である美少年探偵団はその依頼に取り組まざるを得なくなります笑

さすがは美少年探偵団、リーダーの命令は絶対なのですが、その無理難題に対して眉美が持ち出した提案は見事でしたね!没個性になってしまったエリートたちのプライドを尊重しつつ、胎教委員会の面子も潰さないという妙案です。私では絶対に思いつけません!

最後まで美少年探偵団らしく、それぞれの得意なことを活かして行動していましたね。ラストでは彼らの10年後の姿も描かれていて、大人になっても中学時代の美少年探偵団としての思い出を美しいものとして大事に抱きながら誇りを持っている様子がとても嬉しかったです!

個人的に中学生時代の思い出には恥ずかしいものがたくさんありますが……全力で打ちこんでいた部活動のことは今でも鮮明に覚えています。運動部で練習は辛かったですが、仲間と共に楽しい時間をすごそたことは今でも良い思い出です。また、厳しい練習に全力で取り組んだ今でも自分を誇りに思っています。

手を抜いてしまうと、ずっと公開が残っていたのかもしれません。失明のリスクを負ってでも視力を使った眉美も、他の仲間たちも、その時にできる全力を尽くしたからこそ、思い出になっても誇りを持てたのかもしれませんね

それにしても、天才くんは突然キャラが変わりすぎでは……?笑

まとめ

いかがでしたか?今回は西尾維新先生の「美少年蜥蜴【影編】」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

美少年シリーズの他の作品はこちら!

1作目 「美少年探偵団 きみだけに輝く暗黒星」

2作目 「ぺてん師と空気男と美少年」

3作目 「屋根裏と美少年」

4作目 「押絵と旅する美少年」

5作目 「パノラマ島美談」

[nlink url=”https://kinakonuko.com/2021/08/30/panoramatoubidan/”]

6作目 「D坂の美少年」

7作目 「美少年椅子」

8作目 「緑衣の美少年」

9作目 「美少年M」

10作目 「美少年蜥蜴【光編】」

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