こんにちは、きなこぬこです。

今回はブレイディみかこ先生の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだ感想についてまとめていきます。

今作は同名作品のシリーズ1作目ですね!

続編「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」の記事はこちら!

[nlink url=”https://kinakonuko.com/2021/12/29/boku-ha-yellow-de-white-2/”]

あらすじ

イングランドに住む作者の息子は、地域でもトップクラスの名門私立小学校に通っていた。しかし、息子自身が地元の元底辺中学へと進むことに決める。入学後のミュージカルで共に主要キャラクターを演じることになった移民のダニエルの人種差別的な発言を深いに感じ、作者に相談する。その後も様々な多様性の問題にぶつかるたびに作者に相談する息子だったが、彼は何かを教えるまでもなく自分なりの答えを見つけていく。多感な時期の息子が感じた世界を、作者の優しい文章で伝えてくれる。

以下はネタバレを含みます。

感想

今作を読んでいて私が一番驚いたのは、イングランドの多様性に関する教育が充実していることです。

私はゆとり世代ど真ん中なのですが、一応小中学校の道徳の時間で多様性について学ぶことはありました。また、性教育に関しては男女別々に教育されました。地域柄、同和問題や在日外国人に対する差別をなくすことを呼びかけるような内容は多かったです。この本で登場る中学生の息子は、私が受けたよりもさらにバラエティ豊かな多様性を学んでいて、教わったことを自分の生活に落とし込んだりしていてすごいなぁと思いました。考えてみると、息子くんが勉強しているほど具体的な教育を受けなかったように思います。差別を生み出すのは無知であり、知ることが李かいへの一歩であるのならば、差別や偏見をなくしていくためには多様性の素晴らしさや世の中にはどんな差別や偏見が存在しているのかを知ることも大切であり、そのために義務教育の過程で知識を伝えていくことは重要なことなのではないかと思いました。もちろん、大人も自分自身の努力で視野を広げ、自分の中に無意識に存在している差別意識を知ることも大切だと思います。価値観を変えていくのは難しいことですが、排他的な考えにならないように注意していきたいと思いました。

この作品で描かれていた、日本に夏休みにやってきた息子くんに対して不愉快な言葉をかける中年男性や、攻撃的な目を向けるレンタルビデオ店の店員の姿はショックでしたね……自分の国でのことなので、読んでいて恥ずかしい気持ちになりました……

シンパシーは共感であるが、エンパシーは他人の靴を履いてみる努力を人間にさせるものであるという言葉には驚きましたが、共感できるものに共感するだけではなく、自分の価値観とは異なるものに対しても、同じ目線に立つ努力ができるように心がけていきたいなと思いました。

まとめ

いかがでしたか?今回はブレイディみかこ先生の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

続編の記事はこちら!

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