【「競争の番人」新川帆立先生(ネタバレ注意)】公正取引委員会の熱血体育会系とクールなエリートのコンビが大活躍!あらすじ・感想をまとめてみた!

こんにちは、きなこぬこです。

今回は新川帆立先生の「競争の番人」を読んだ感想についてまとめていきます。

今作は2022年7月11日から小勝負勉役:坂口健太郎さん、白熊楓役:杏さんドラマ放送予定です!


引用元:新ドラマ月9【競争の番人】30秒PR

天倉ふゆ先生によってコミカライズもされています!

あらすじ

公正取引委員会で現場叩き上げで奮闘する体育会系熱血女子の審査官・白熊楓。新しく配属されたチーム内で、頭脳明晰でクールなエリート同期・小勝負勉と仕事をすることになる。S市ホテル三社のウェディングで行われている談合を調べている途中で関係者の殺人未遂事件が起こり調査は棚上げとなってしまうが、地域の花屋へ対する下請けいじめの可能性が浮上したためその後もS市で調査を進めていく。婚約者の徹也との結婚式も控えて忙しくしながら持ち前のひたむきさで仕事に向き合う白熊は、初めは小勝負のクールな姿勢に反感を覚えていたが、共に仕事をして小勝負を知るにつれて信頼関係を築いていく。

以下はネタバレを含みます。

感想

公正取引委員会についてのお話は初めて読んだので、新鮮で勉強になりました!公正取引委員会はwiki内では以下のように説明されています。

公正取引委員会(こうせいとりひきいいんかい、日本語略称: 公取委・公取、英: Japan Fair Trade Commission、略称: JFTC)は、日本の行政機関のひとつ。公正で自由な競争原理を促進し、民主的な国民経済の発達を図ることを目的として設置された内閣府の外局(行政委員会)である

引用元:公正取引委員会-wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E6%AD%A3%E5%8F%96%E5%BC%95%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A)

今作を読んで、公取委は警察ほどの認知度がないことでなかなか調査に協力してもらえなかったり、邪険にされたり、警察からも協力してもらえなかったり……調査自体が大変ということもありますが、社会的な知名度が低いことによる大変さもあるんだなと知りました。確かに聞き覚えのない行政機関と名乗る人たちが来たら警戒してしまうかと思います……

白熊と小勝負のコンビが少しずつ信頼関係を築いていく過程も素敵でしたね!最初の白熊は小勝負に対し冷たい人である印象を持ち、熱血な自分とは相容れないと思っている様子でしたが、小勝負の危険を顧みずに行動したり白熊を助けようとしたり、七瀬の花屋で売っていた違法植物に気付いても白熊と同じく黙っていたり……と一見クールに見える小勝負は意外にも情に厚い人物であることが分かっていきます。小勝負はポーカーフェイスな上にツンデレなため分かりにくいものの、実は白熊と同じくらい熱血だったということが分かり、二人は似た者通しのとても相性の良いコンビでしたね!

白熊は前半では大企業が行う違法行為と零細企業が行う違法行為を等しく罰することに疑問を感じていましたよね。また、「競争ってそんなにいいことかな。強い人が勝って、弱い人が負ける。そんな世の中でいいのかな」と小勝負に対して言っています。この言葉に対して小勝負は以下のように返答しています。

「ズルをした人が勝つ世の中よりはいいだろ」

この物語内で描かれていた公取委は、七瀬のような個人経営の花屋さんも地域を支配するほどの権力を持ったホテル経営者も等しく違法行為を取り締まっています。白熊の主張はとても共感できますが、どんな規模の企業であってもルールから逸脱してズルをしたものに対して罰を与えるのが公取委の仕事であり、白熊と小勝負の仕事であることがこの言葉から伝わってきますね!

たとえ力がなく弱かったとしても、力のあるものに対しても工夫や努力で立ち向かっていくことが必要であることが分かりますね!戦わなければ不戦敗になってしまうのですから。

今作は白熊と小勝負を中心にした公取委のお仕事小説ではありますが、白熊が仕事を通して自分と向き合いながら成長していく姿も描かれていましたね!過干渉な母に振り回されていると思い込んでいた白熊が、母を拒絶せずに受け入れる選択を今までしてきたのは自分だったことに気付き、周囲の環境や人間関係、母の言動を言い訳にして自らの不本意な状況の責任転嫁をしていたことに気付きます。S市の一連の事件後に白熊が公取委の仕事を辞めずに転勤のお別れ会をしているラストシーンがあるため、白熊はやっと母の言葉に影響されることなく自分の道を選択できるようになったのでしょうね!

終わり方からして白熊と小勝負が再びチームで働く続編が描かれる可能性は低いかも……とは思いますが、続編が出てくれたら嬉しいなと思い楽しみに待つことにします!

まとめ

いかがでしたか?今回は新川帆立先生の「競争の番人」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

【「競争の番人」新川帆立先生(ネタバレ注意)】公正取引委員会の熱血体育会系とクールなエリートのコンビが大活躍!あらすじ・感想をまとめてみた!」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。

    自分も「競争の番人」読みましたよ。
    面白かったです。
    白熊楓の体育会系な奮闘ぶりが印象的でした。
    そのうえリリングな展開も良かったと思いましたよ。

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