【「虚構推理短編集 岩永琴子の純真」城平京先生(ネタバレ注意)】各話のあらすじ・感想をまとめてみた!祝アニメ2期決定!虚構推理シリーズ4作目!その人に合った論理を提供!

こんにちは、きなこぬこです。

今回は城平京先生の「虚構推理短編集 岩永琴子の純真」を読んだ感想についてまとめていきます。

今作は虚構推理シリーズ4作目ですね!

2019年にアニメ化1期が放送されています!


引用元:「虚構推理」公式 YouTube

2022年にアニメ2期が放送予定です!


引用元:「虚構推理」公式 YouTube

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虚構推理シリーズのまとめ記事はこちら!

あらすじ

雪女のジレンマ

人に裏切られて絶望し、田舎に1人で暮らし始めた室井昌幸。彼はその土地で学生時代に命を助けてくれた雪女と再会し、2人は急速に仲を深めていく。そんなある日、浮気されて別れた昌幸の元嫁が佐次される。昌幸のアリバイを証明できるのは雪女だけ、さらには雪女と歩いている防犯カメラの映像を元嫁と会っていると誤解されてしまう。困った雪女は、妖怪の知恵の神である岩永に助けを求める。

よく考えると怖くないでもない話

先輩が経営する便利屋の臨時バイトとしていわくつきの空き家へやってきた岩崎。おそるおそる作業を進めていくが怪奇現象が起こる様子はなく、拍子抜けしていた。

死者の不確かな伝言

高校時代に岩永が所属していたミステリ研究部の同期である秋場は、クラスの女子から親戚のおじさんが会社のライバルが殺害された時に残したダイイングメッセージによって不遇な状況になっているという相談を受ける。

的を得ないで的を射よう

二匹の猿が拾った弓矢の所有権を争い、岩永にどちらが所有者として優れているのか判断を求めてくる。岩永は縛り付けた九郎の頭にリンゴを乗せて的とし、二匹にどちらが先に的を射るのか勝負をさせる。

雪女を斬る

白倉静也の先祖である半兵衛は自身の剣の才能に限界を感じていたが、峠で人間を襲う雪女を斬ることで秘剣を獲得したという。雪女を斬ったことで流派は栄えるが、この逸話の十年後に半兵衛は謎の死を遂げ、今際の際に「ゆきおんな」と残したと伝わっている。雪女がいれば全ての謎の辻褄が合うと考えた静也は、納得のいく答えを知るために岩永に相談する。

以下はネタバレを含みます。

漫画では何巻に収録?

今作収録作は漫画版では以下に収録されています!

「死者の不確かな伝言」 29話(12巻)

「雪女のジレンマ」30~33話(12~13巻) 「よく考えると怖くないでもない話」 34話(13巻)

「的を得ないで的を射よう」38話(14巻)

「雪女を斬る」51話(連載中)

感想

今作は5作の短編が収録されていますが、ページ数としてはおよそ三分の二が雪女のお話になっています。この物語に登場する雪女は驚くほど俗物的で可愛らしいのですよね!笑 雪女といえば儚げで悲しげで、悲恋を連想してしまいますが……人間と末永く幸せに暮らす雪女がいても良いですね!

「雪女のジレンマ」では雪女と昌幸が仲良くしていること自体に不都合が生じてしまうという何とも悲しい始まりではありますが、琴子らしい現実的で論理的な推理で昌幸が大丈夫であることを証明してくれました。その過程で人に対して疑心暗鬼になっている昌幸に、雪女という昌幸を慕う存在がいることを伝えるために作り上げた虚構も見事でしたね!琴子がいちいち下ネタを挟んでくるので昌幸に呆れられてしまうのもクスッと笑えます笑 琴子らしいですが笑

「よく考えると怖くないでもない話」は珍しく九郎が主人公のお話でしたね。明らかに死んでいる状況でも生きてるって……そりゃ有名になりますよ笑

「死者の不確かな伝言」は前作に引き続き高校生時代の琴子の物語ですが、高校生の頃から人間からもたくさん相談を受けていたというのは大変ですよね。また、明らかに自分自身の存在が周囲から見たらこの世のものではないと思われているにも関わらず、当時の琴子が一巻して妖怪などの怪異は存在しないというスタンスを取っているのも面白いところです笑

「的を得ないで的を射よう」は、意外なオチに驚きましたが、何よりも最初から容赦なく恋人を的にしているところが凄いですよね笑 

「雪女を斬る」は、今回収録されている短編の中でも得に虚構推理らしい物語だと感じました。流派の始祖である恋人が自分に教えてくれた秘剣を何とかして人間に伝えようとするものの、自らが妖怪であるが故に一筋縄ではいかず奮闘する雪女の一途な姿には驚きます。雪女がいないという前提で組み上げた虚構と共に、雪女と半兵衛に起こった事実も伝え、どちらを信じるのかは本人に委ねるというのは琴子にしては珍しいような気がしますが……結局どれだけ合理的な説明を並べたところで人は信じたいものを信じるというのならば、雪女の存在を確信させた方が静也にとっては腑に落ちたのかもしれませんね。絶対に怪異は存在しないと主張しながらも物事を丸く収めるためには怪異の存在を確信させる、琴子のこの柔軟さは尊敬できますね!

まとめ

いかがでしたか?今回は城平京先生の「虚構推理短編集 岩永琴子の純真」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

虚構推理シリーズの他の作品はこちら!

1作目 「虚構推理」

2作目 「虚構推理 短編集 岩永琴子の出現」

3作目 「虚構推理 スリーピング・マーダー」

5作目 「虚構推理 逆襲と敗北の日」

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