無罪判決から再捜査を開始する嫌われ者!儀藤は本当に死神なの?「死神さん」大倉崇裕先生 ※ネタバレ注意

こんにちは、きなこぬこです。

今回は大倉崇裕先生の「死神さん」を読んだ感想についてまとめていきます。

現在huluオリジナルドラマとして、 儀藤堅忍役:田中圭さんドラマ化して、独占配信中のようですね!あらすじを読んで儀藤の人物像として「冤罪を生み出した事件を掘り起こすことに喜びを感じる」との文章に違和感を感じたのですが……実際に見ていないので何とも言えませんね笑

あらすじ

死神の目

無罪が確定してから再捜査を始める警部補、儀藤堅忍、通称「死神」は、警察組織内で実態のつかめない噂として恐れられている。しかも再捜査にあたり相棒に指名された人物はその後のキャリアが断たれるという噂もセットになっている。一年前に甥が伯父を殺害して金を奪った事件で捜査に参加していた大邊誠は、相棒に指名されてしみまい戸惑いながらも儀藤と共に再捜査を進めていく。

死神の手

三好若奈は、警察一家の三男とのお見合いを受けるか迷っていた。そんなある日、過去に捜査に関わったひき逃げ事件の犯人、被害者の妻が無罪となり、再捜査に来た儀藤に相棒として指名されてしまう。若奈の印象では妻は有罪だと感じていたが、人によって印象は異なる様子。果たして妻は罪を犯したのか?

死神の顔

二年目の榎田は、警察学校卒業後に大きな身体と体力に期待されて忙しい交番に配属されたものの、心の弱さから暇な交番へと異動となり、身体の頑強さと心の打たれ弱さのギャップにコンプレックスを抱いていた。そこへ儀藤が登場し、榎田を相棒に指名する。卑屈な思いを抱きながらも儀藤と共に捜査を進めることで、彼が得た物とは?

死神の背中

長年勤めた警察を退職し、妻を在宅で介護しながら暮らす米村誠司。25年前に関わった事件の犯人が再審無罪となり、再捜査のために儀藤が訪ねて来て、退職しているにも関わらず相棒に指名される。その事件は米村の家の近所で起こった事件であり、事件前から被害者家族と揉めていた米村は当時容疑者として扱われて辛い思いをしていた。事件に対して複雑な思いを抱えながら、儀藤と共に関係者たちの話を聞いてまわることになる。

以下はネタバレを含みます。

感想

サクッと読めて読後感も良い警察が主役のミステリーです!タイトルには少しギョッとしますが、本当に軽く読めます笑

何といっても主人公の死神こと儀藤のキャラクターが良いですね!一見冴えない中年刑事に見えますし、警察組織内から非常に嫌われているため、相棒に指名された人たちも毎回最初は彼のことを疎ましく思っていますが、話が進むにつれて彼の「逃げ得は許さない」という信念の強さや捜査の手腕から、彼に対する評価が変わっていきます。

彼の相棒なった人はキャリアを断たれるという噂でしたが、実際は彼の相棒になった人の周囲の人間が破滅していっているような……笑

また、彼の相棒になった人たちはみんな何かしらの問題や悩みを抱えていましたが、儀藤と共に捜査をすることで変化があります。少し話が逸れるのですが、タロットカードの「死神」の意味って知っていますか?死神に不吉なイメージがありますし、「終末、死の予兆、ゲームオーバー、破滅」などのマイナスな意味があります。しかし、これは正位置での意味であり、逆位置にすると全く意味が変わってきます。なんと、「起死回生、再生、挫折から立ち直る」というプラスな意味もあるんです!儀藤と組んだ相棒たちが、儀藤との捜査の後にリスタートしている姿を見て、儀藤の「死神」という呼び名はピッタリだなと思いました!

シリーズ化しても面白いと思うので、今のところ情報はないようですが続編が出たら嬉しいですね!

まとめ

いかがでしたか?

今回は大倉崇裕先生の「死神さん」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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