【「ぼぎわんが、来る」澤村伊智先生(ネタバレ注意)】あらすじ・感想・考察をまとめてみた!比嘉姉妹シリーズ1作目!映画化作品!

こんにちは、きなこぬこです。

今回は澤村伊智先生の「ぼぎわんが、来る」の感想・考察についてまとめてみました。

この作品は第22回日本ホラー大賞を受賞しています!

2018年には「来る」と改題されて、野崎昆役:妻夫木聡さん、比嘉真琴役:小松菜奈さんで映画化されています!視聴しましたが、途中から少し展開が違っていたため、原作の怖さはそのままに違う物語として楽しむことができました! 途中から「あれ?アクション映画だったっけ?」となりますが、迫力があって面白いです笑

コミカライズもされていますよ!

あらすじ

幸せ絶頂の新婚生活を送る会社員の田原秀樹。幼い頃、祖父母の家に遊びに来ていた田原は、そこに訪ねてきた謎の「訪問者」を忘れられずにいた。娘が生まれる少し前から田原の周囲で奇妙な出来事が起こり始めるが、あまり気にしないようにする。娘が生まれてからはイクメンとして子育てに励む同年代の家族と交流しながら過ごしていた。ある日、幼い頃に祖父母の家を訪ねてきた謎の訪問者の声で電話があり、家に帰ると大量に飾ってあった御守りが引きちぎられた中で妻子が蹲っていた。ついに「何か」が自分を見つけだし会いに来たと悟った田原は、旧友の紹介でオカルトライターである野崎昆と霊能力者である比嘉真琴と出会う。比嘉真琴は田原に「家に帰って奥さんとお子さんに優しくしてあげてください」と伝えるが……果たして田原はぼぎわんから妻子を守り抜くことができるのか。

以下はネタバレを含みます。

考察

「ぼぎわん」とは何者なのか

本作に登場するぼぎわんとは結局何だったのでしょうか。 

作中では以下のように言われていました。

  • 三重県のK地方の伝承
  • 西洋人が「bogeyman(ブギーマン)」呼んだ得体の知れないものが地元の人たちの間で訛り、「ぼぎわん」と呼ばれるようになった
  • 昔は口減らしのために人間は子供や老人を与え、共存していた
  • 田原秀樹の祖母:志津が祖父:銀二からのDVに耐えかね、魔導符を作成し呼び寄せてしまった
  • 鏡、包丁を嫌う
  • 応えてはいけない、招き入れるのもダメ
  • 捕まったら山に連れて行かれる

ぼぎわんは口減らしの犠牲になった不幸な人たちの集合体なのだと考えられます。親を中心とした大人が注いでくれなかった愛情に飢え、それを求めて彷徨い、同じく愛情を欲している子供を通じて出現しているようですね。作中ではその得たいのしれなさや圧倒的な力から絶望的な脅威でしたね。

ですが、ぼぎわんの存在にはきちんと意味があります。

人の汚い部分が重なり合って、ぼぎわんを呼ぶ結果を引き寄せてしまっていたのです。

家庭内暴力を振るい、自己満足で見栄っ張りな田原と祖父の銀二。そして、専門知識を使って呪いをかける唐草。その根幹は妬みや怨みです。彼らはみな自己中心的に行動し、妻や子供に気持ちが向いていませんでした。そんな人たちに対して、苦しめられる子ども大人の勝手な都合から救い出すために罰を与える存在だったのではないかと思います。

結局は人間のそれぞれの自己中心的な行いがぼぎわんを呼び、危害を加えられたのです。自業自得ですね。一番怖いのは化け物ではなく人間って話ですね

まとめ

今回は澤村伊智先生の「ぼぎわんが、来る」についてまとめさせていただきました。

みなさんもぼぎわんを招いてしまわないように、家の戸締りはしっかりしましょうね!!!笑

最期まで読んでいただいてありがとうございました!

比嘉姉妹シリーズの他の作品はこちら!

2作目 「ずうのめ人形」

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