【「感染遊戯」誉田哲也先生(ネタバレ注意)】元官僚が狙われる事件を繋いだ先にあるものは?!あらすじ・感想をまとめてみた!姫川玲子シリーズ5作目!

こんにちは、きなこぬこです。

今回は誉田哲也先生の「感染遊戯」を読んだ感想についてまとめていきます。

今作は姫川玲子シリーズ5作目ですね!

1作目の「ストロベリーナイト」姫川玲子役:竹内結子さんでドラマ化されています!

2013年には、シリーズ第4作目「インビジブルレイン」はドラマの続編として映画化されています。


引用元:映画『ストロベリーナイト』予告編

あらすじ

姫川の元にガンテツこと勝俣が訪れ、事件の被害者にまつわる15年前の事件の話を始める。被害者は、薬剤感染症が問題になっていたころに要職に就いていた元官僚だった。姫川の元部下である葉山や、息子が殺人を犯した元警察の倉田も、元官僚が絡む事件に関わることになる。これらの事件が繋がる時、社会に燻る闇が現れる。

以下はネタバレを含みます。

感想

今作は姫川のライバルである勝俣が主人公で、いつもと違った視点で姫川玲子シリーズを楽しめてかなり面白かったです!他にも元姫川班だった葉山や、3作目の短編集「シンメトリー」に収録されていた『過ぎた正義』に登場する、殺人を犯した息子を殺そうとしていた倉田を主人公として彼らのその後が描かれていましたね。ほんの少しでしたが姫川も登場し、彼女が前作の「インビジブルレイン」で追放された捜査一課に復活していることが伺えます!また姫川の活躍が今後描かれると思うと嬉しいですね!

勝俣はセクハラが酷く下品で、不正にも手を染めているものの、彼なりの正義を持って行動していることがこれまでのシリーズでも描かれていましたね。今作ではそんな勝俣が、不正な方法で捜査を勧めたり上司からの指示を無視したりとやりたい放題しながらも自らの正義に従って誰よりも早く真相に近づいていく姿がとても魅力的でした!現実にいたら上司としても部下としても関わりたくないですけどね笑

昨今(2022年)では”無敵の人”が話題になっていますが、2013年に描かれた今作ではすでにその姿が描かれています。元官僚を探して殺人と殺人未遂をして廻った加納裕道もそうです。彼は具体的な私怨があったわけではありませんが、社会に対して反抗し、社会を作り出した元官僚たちに怒りの矛先を向けています。ネット上で元官僚たちの個人情報をまとめたサイトを運営することで”無敵の人”たちの引き金を引いた辻内は、社会への反抗に見せかけた私怨での報復が目的でしたが、彼も最終的に殺されることも厭わずに行動したという点において”無敵の人”であることは間違いないでしょう。

今後も”無敵の人”による事件が起こることが予測されている世の中で、このような人たちとどのように向き合っていくべきなのか、そしてどのようにして彼らによる事件を防いでいくべきなのか……いつだって自分も”無敵の人”になる可能性があることも踏まえて、考えていかなければいけないなと思いました。

まとめ

いかがでしたか?今回は誉田哲也先生の「感染遊戯」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

姫川玲子シリーズの他の作品はこちら!

3作目 「シンメトリー」

4作目 「インビジブルレイン」

【「感染遊戯」誉田哲也先生(ネタバレ注意)】元官僚が狙われる事件を繋いだ先にあるものは?!あらすじ・感想をまとめてみた!姫川玲子シリーズ5作目!」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ソーシャルプロフィール