那々木悠志郎シリーズの読む順番、あらすじを紹介!コミカライズも!

まとめ

こんにちは、きなこぬこです。

今回は阿泉来堂先生那々木悠志郎シリーズについてまとめていきます!

ここの記事にはネタバレを書かないようにしますが、各作品の記事に飛ぶとネタバレがあるので未読の方はご注意ください!

那々木悠志郎シリーズとは?

虚構推理シリーズってどんな話?

那々木悠志郎シリーズはホラー作家の那々木悠志郎が取材として訪れる北海道の各地で、人に害をなす怪異と遭遇するスリル満点なホラーシリーズです!角川ホラー文庫で刊行されており、シリーズ1作目の「ナキメサマ」第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞を受賞しています!

主人公の那々木悠志郎はホラー作家であまり知名度は高くないもののプライドは異常に高く、自分のサイン本を常に持ち歩いて各地で出会った人に渡して(押し付けて)います笑 そんな彼のライフワークは北海道各地の怪異譚を収集し、実際に自ら体験すること。そんな彼の書く小説は全て彼の実体験が元になっているそうです。那々木は怪異に対して封印したり対峙したりという何か特別な力を持っている訳ではないのですが、様々な方法で怪異と向き合うことで窮地を切り抜けていきます。個人的には岸部露伴みたいなキャラクターだなと思っています笑

このシリーズの特徴はとにかくスリル満点という点です!那々木は毎回その地域に根差した特殊な怪異に遭遇します。そして、明らかに異常な存在感を放つもの、見ただけで何か起こってしまいそうなものとして、登場する怪異たちはとても恐ろしい化け物であることが描写されています。また、毎回かなり多くの被害者が出ます。その殺され方も惨く、救いがありません。グロテスクな描写も多いので、そういう刺激的なものが好きな方にはとてもオススメですよ!

また、怪異をただの「理解できない恐ろしいもの」として描くのではなく、何故怪異になってしまったのか、何故人を襲うのかなど、怪異の背景やそれを取り巻く人間関係が複雑に絡み合った構成をしているので、謎解きも楽しむことができますよ!

コミカライズされています!

コミカライズ鈴田ぎん先生によって「那々木悠志郎の怪異譚蒐集」として配信中です!現在は1作目の「ナキメサマ」のみですが、今後も続いてくれること期待したいですね!現在書籍化はされていません。

作品紹介

1作目 「ナキメサマ」

あらすじ

元カノの小夜子が失踪したたことを知った倉坂尚人は、小夜子のルームメイトである弥生に連れられて、北海道にある村を訪れる。そこでは、二十三年に一度の祭りが開かれようとしており、小夜子はその祭りで巫女を務めることになっていた。小夜子は祭りまで家の者以外とは接触できない決まりになっていたが、村に来たよるに倉坂は小夜子と思しき白い服を着た女性を見つける。村の人から夜に出歩かないように言われていたものの、女性の後を追うと村の神社に辿り着いた。不思議に思う倉坂の元に、何かこの世の者ではない存在が近づいていく……はたして、倉坂は小夜子を救い出し生き延びることができるのか。

下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

2作目 「ぬばたまの黒女」

あらすじ

12年ぶりに北海道の皆方村に帰郷した井邑陽介は、同級生たちとの再会を喜びながらも、妻から妊娠を告げられたことが気がかりだった。同級生たちから一緒遊んでいた霧江が亡くなり、村の中心的存在だった霧江の実家の神社が火事でなくなったことを聞き衝撃を受ける。さらには先日、神社の跡地に建てられた神社の前で異様な死に方をした死体が発見されたという。懐かしさと共に思い出の場所を巡っていた彼らはホラー作家の那々木悠志郎と出会い、村の滞在を希望する那々木と共に過ごすこととなる。その夜彼らは恐ろしい体験をすることになるが、それは始まりに過ぎなかった。

下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

3作目 「忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件」

あらすじ

ホラー作家の那々木悠志郎に指名される形で担当編集となった久瀬古都美は、那々木から未発表原稿を渡される。それは那々木が遭遇した最初の事件が題材となっており、主人公の小学六年生の篠宮悟が学校で流行っている”呪いの木”の下に埋めた写真に写っている人間の元に”崩れ顔の女”が現れるという怪異に巻き込まれる物語だった。休暇のため実家に戻って原稿を読み進める久瀬の元に、物語の中の存在であるはずの”崩れ顔の女”が現れる。助かる方法を求めて原稿を読み進める久瀬だが、読めば読むほどに怪異が近づいていく。果たして久瀬と悟は顔を見せられると失明してしまう怪異から逃れることができるのか。

以下の記事はネタバレを含んでいるので注意!

シリーズを読む順番は?

シリーズの順番は上記でそれぞれ紹介した順番、刊行順が一番良いかと思います!

⑴「ナキメサマ」
⑵「ぬばたまの黒女」
⑶「忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件」

1作目「ナキメサマ」を未読でも2作目「ぬばたまの黒女」は問題ないかと思いますが、3作目「忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件」は那々木のことをあらかじめ知っている状態で読んだ方が楽しいと思います。

まとめ

いかがでしたか?今回は虚構推理シリーズについてまとめさせていただきました。

完結していないので今後の彼らの活躍が楽しみですね!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

コメント

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