こんにちは、きなこぬこです。

今回は周木律先生の「ネメシスⅢ」を読んだ感想・考察についてまとめていきます。

書籍シリーズの出版と並行して、風真尚希役:櫻井翔さん、アンナ役:広瀬すずさんで、ドラマが放送されていましたね!

あらすじ

愛という事件のもとに

お嬢様学校で起こった女たらしの男性教師の自殺。他殺の疑いも否定できず、ネメシスに調査依頼が舞い込む。アンナは規律正しい女子校に潜入する。短い制限時間で多くの関係者から話を聞かなければならなくなり困り果てた風真たちは、AIの研究者である姫川に協力してもらい、変わった方法で聞き取りをすることとなる。

名探偵初めての敗北

天才棋士の中村勇気三冠に豪将戦でカンニングの疑惑がある……その真偽を確かめるためにネメシスは依頼される。豪将戦の対局を観戦しながら中村三冠の様子を探るが、なかなか尻尾を掴むことができない。そんな中、思いがけない事件が発生する。

以下はネタバレを含みます。

感想     

今までの作家さんよりも少し固めに感じましたが、今回も読み口があっさりしていて読みやすかったですね!

AIを捜査に活用するという発想は面白かったです!しかも、それであっさり解決してしまうのではなく、人間にはまだまだAIでは理解できない複雑な心理があるっていうオチも良かったです。

大人数に短期間で統計を取るという点では非常に有効な手段だなと思いました!もちろん、全員が回答のためにデバイスを操作でき、かつ協力的であるという前提が必要となりますが笑

個人的に将棋について詳しくないので、後半は読み進めるペースが少し落ちましたが、そんな将棋初心者の私にも分かりやすいルールの説明もあって何となく(笑)理解しながら読み進めることができました。

また、対局の場面では、2人の緊迫感と興奮した様子で見守る周囲の様子等が目の前のことのように描かれていて、まるでその場に居合わせているかのような臨場感を楽しむことができました!

                                                                                           

考察

今回気になったのは、前作の記事で少し触れたネメシスが依頼を受ける基準についてです。

3作目で事件の数も増えて、少し意図が分かるようになってきました。以下がキーワードではないかと思います。

①天才

②児童養護施設

③あかぼし

1つずつ説明していきます。

①天才、といえば、ヒロインのアンナですよね。天才を探しているような気がしますし、アンナと何かしら関係があるのかも。もしかすると、アンナの天才的な頭脳には何か特殊な理由があったりするのかもしれませんね。

また、アンナの父がこの天才たちに関連している可能性があるのではないでしょうか。何等かの天才を生み出す研究にアンナの父が関わっていて、天才を見つけることでアンナの父に辿り着こうとしているのかも、と考えました。

そうなると、②児童養護施設もこじつけがましくなりますが、つなげることはできます。研究に携わった少年・少女たちには身寄りがないのかもしれません。そういうことなら、児童養護施設に反応する理由を説明できます。

③あかぼしに関しては2巻連続して登場した施設名だったので挙げていますが、今まで登場した固有名詞ということで偶々再登場しただけかもしれません。まだ関係があるとは考えづらいかな、と思います。

以上のことから、①天才がいる②養護施設(③あかぼしのように)の依頼を受けることで、アンナの父を探していると推測しました。

敵対勢力に関しては分かりませんが、アンナの父がどんな人物かが少し推測できたように思います。

しかし、仮にこの推測が正しかったとして、風真たちはどうしてアンナを守りながらアンナの父を探しているのでしょうか?

今後の展開が気になるところです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は周木律先生の「ネメシスⅢ」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

ネメシスシリーズの他の作品はこちら!

1作目 「ネメシスⅠ」今村昌弘先生

2作目 「ネメシスⅡ」藤石波矢先生

4作目 「ネメシスⅣ」降田天先生

5作目 「ネメシスⅤ」藤石波矢先生

6作目 「ネメシスⅥ」青崎有吾先生/松澤くれは先生

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