賑やかな探偵事務所ネメシス、裏にちらつく影は一体……?「ネメシスⅠ」今村昌弘先生 ※ネタバレ注意

こんにちは、きなこぬこです。

今回は今村昌弘先生の「ネメシスⅠ」を読んだ感想・考察についてまとめていきます。

書籍シリーズの出版と並行して、風真尚希役:櫻井翔さん、アンナ役:広瀬すずさんで、ドラマが放送されていましたね!

原作としてではなく、ドラマの脚本として書かれているとうところが興味深いですよね!

あらすじ

天才探偵、現る!

横浜のとある探偵事務所ネメシス。ある日、女医の上原黄衣子が現れ、彼女が診ている『磯子のドンファン』ならぬ澁澤火鬼壱の警備を依頼される。ネメシスの自称名探偵、風真尚希と助手のアンナは、澁澤の女である6人の女性と黄衣子と共に、誕生日パーティーに出席することになる。そのパーティーで澁澤は、遺産の配分に関わるゲームを始める。

美女と爆弾と遊園地

遊園地シーユートピアのチケットを手に入れたアンナは、風真と共に遊びに行く。アンナはそこで出会った四葉朋美と意気投合し、一緒に遊ぶことになる。一人になった風間は、きぐるみを着た顔なじみの刑事、タカとユージと遭遇する。なんと、世間を騒がしている爆弾魔ボマーが、園内のどこかに爆弾を仕掛けて大金を要求しているというのだ。風真は警察に合流し、捜査に協力することとなるが……

以下はネタバレを含みます。

感想

ドラマ化することが前提書かれているからか、キャラクターたちの個性が立っていますね!

口がうまい表向きの探偵風真と、天真爛漫な真の探偵アンナ、そして二人を見守る社長で伊達男の栗田の三人の掛け合いは、クスッと笑えて面白いです。

にぎやかな探偵社に迫る影、そしてネメシスの目的が気になりますね。

今後の展開がとても楽しみです!

また、同じシリーズ内でも別の作家さんたちが引き継いでいく形式がとても面白いですね!今回は今村昌弘先生でしたが、次作は藤岩波矢先生ということで、作家さんごとの比較も楽しみです。

考察

基本は1話完結型のコメディ調ミステリーなので、各話の考察はしません笑

ドラマを見ていたり続編を読んでいたりする方は面白くないかと思いますが、作中に出てきた伏線からシリーズ通しての謎を考察していきたいと思います。

まず、「天才探偵、現る!」の冒頭で登場した相談に来ていた男性、話の最後にはネメシスを見張ってどこかに電話をかける様子が描かれています。このことから相手は個人ではなく団体ですね。

また、風真は作中で、「強大な敵と対峙する必要がある」と話しています。「強大」とは何をさすかは不明

以上のことから、ネメシスは強い影響力や財力をもってるであろう謎の団体に見張られていることが分かりますね。

もう一つ気になるところがあります。

それは、ネメシスを見張っていた男の電話口での言葉です。

社長の栗田と探偵の風真、それにアンナと呼ばれている事務員の女の三人の事務所(以下略)

何か違和感を感じませんか?

そうです。この男は栗田と風真の顔と名前を知っています。しかし、アンナのことは知らないような言い方なのです。普通アンナのことを知っていたら、他に二人と同じように名前を並べますよね。こんな遠回しな言い方しないはずなんですよ。

また、表向きの探偵は風真ではありますが、本物の探偵はアンナですよね。若くて可愛い天才少女が看板の探偵事務所の方が名前が売れそうなのに笑

何故ここまでアンナの存在を隠そうとしているのか、というのも関連していそうな気がします。

以上のことから、栗田、風真、そしてアンナは何か大きな組織に対抗しようとしており、アンナの存在は組織側には知られておらず、今後も隠さなければいけない、という推論が立ちます。

2作目以降も頑張って伏線を拾っていきたいですね笑

まとめ

いかがでしたか?

今回は今村昌弘先生の「ネメシスⅠ」についてまとめさせていただきました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

ネメシスシリーズはこちら!

2作目 「ネメシスⅡ」藤石波矢先生

3作目 「ネメシスⅢ」周木律先生

4作目 「ネメシスⅣ」降田天先生

5作目 「ネメシスⅤ」藤石波矢先生

6作目 「ネメシスⅥ」青崎有吾先生/松澤くれは先生

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